Macでディスク全体を暗号化する方法【FileVault】

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スクリーンショット 2014-09-27 3.37.23.pngさて、今回はMacでディスク全体を暗号化する方法です。

今回はMac純正の機能であるFileVaultの設定方法を紹介しましょう。

(続きへ。)

なぜ、Macのディスクを暗号化するかというと、もしMacBookなどをモバイルしてどこかで紛失してしまった場合、その中のデータを悪意のある第三者に吸い出されてしまうのを防止するためです。

Macはアカウントでパスコードロックかけているから大丈夫。っと言われる人もいますが、MacBookの裏蓋を開けて、SSDやHDDなどの記憶媒体を取り出し、他のMacやコンピュータに接続するとファイルの中身は見れてしまうのです。

他のMacやコンピュータに接続してもそのファイルの中身が見られないよう、今回はMacの純正機能であるFileVaultを設定していきましょう。

1. システム環境設定を開きます。

スクリーンショット 2014-09-28 16.31.27.png

2. セキュリティとプライバシーをクリックします。

スクリーンショット 2014-09-28 16.32.09.png3.FileVaultのタブを選択します。

スクリーンショット 2014-09-27 3.20.58.png4.FileVaultを入りにする、を押すと、下の画像のような復旧キーが出てきます。このキーは、ログインパスコードが分からなくなったときに必要ですので、他のパソコンにメモっておくか、紙に書いて保存しましょう。

スクリーンショット 2014-09-27 3.21.03のコピー2.png

5. 続けるを押すと、復旧キーをAppleに保存することができるので、ぜひ保管しておきましょう。

スクリーンショット 2014-09-27 3.30.59.png6. 再起動を促されるので再起動しましょう。

スクリーンショット 2014-09-27 3.32.47.png7. 再起動後、暗号化が開始されます。多少時間がかかるので、電源をつけた状態のまま放置しましょう。

スクリーンショット 2014-09-27 3.37.23.png8. 暗号化が無事終了すると以下のような画面になります。

スクリーンショット 2014-09-27 5.02.23.pngこれで仮に紛失や盗難にあったときも安心です。

FileVault設定以前は、OSが起動後にユーザー認証を求められますが、FileVault設定後は、ユーザー認証後にOSが起動します。

以上、Mavericksでの暗号化方法でした。

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このページは、とっとこが2014年9月28日 16:23に書いたブログ記事です。

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