【Part 1】自宅サーバを組もう!【永久保存版?!】

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server1.jpgみなさんはじめまして笑

おそらくこれをみる皆さんは、自宅サーバを初めて組もうと思って見られる方が多いかとおもいます。そこでサーバとはなんなのかをご紹介していきましょう。

(つづきへ・・・)

サーバとは?

まず大切なのはここから。

多くの人は、サーバとは大規模で騒音がうるさくて、冷房が必須で、電気代がかなり必要なものなんてもの想像してしまうでしょう。

server2.png

実はサーバとはそういうものではありません。サーバとは、簡単にいえば多くのクライアント(サーバになんらかの情報を要求したり受け取ったりするもの)からの要求を処理したり、データを渡したり、保存したり、クライアントの要求に合わせてなんらかの処理をしてくれるパソコンのことです。

簡単な話をすると、あなたが今このホームページを見ているiPhoneやiPad、スマホ、タブレット、それから普通のMacBookなどのノートパソコン、それから普通のデスクトップパソコン、そして、iPod touchなどでも、クライアントの要求に応えるようなソフト(アプリ)が導入されていれば、それは立派なサーバといえます。

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サーバってなにができるの?

大切なことぱーと2。

基本的には、先ほどのようにクライアントの要求に応えられればそれは立派なサーバといえます。ですので、新たにプログラムで作ってしまえばどういうサーバもできるのです。

今回は、おそらくみなさんが自宅サーバで構築されるであろうサーバを紹介します。

1. HTTPサーバ

これはもうお馴染みでなはないでしょうか。ホームページやブログなどを配信するサーバです。またYouTubeや画像掲示板、Twitterなどのように画像や写真などをサーバに送ることもできます。また写真やいろいろなファイルをダウンロードすることもできますよね。

世の中にはHTTPSサーバというものもあります。これは情報をサーバとクライアントに交換する際に情報を暗号化して送るようにするものです。クレジットカードの番号情報やユーザー認証時にパスワードが求められる時に通信中に第三者に盗まれないように使われることが多いです。

以下はそのHTTPサーバの役割をもつ代表的なソフトです。

2. メールサーバ

メールサーバその名の通り、メールを配信したり、配信されたメールをクライアントに渡したりするサーバです。

メールサーバは少し説明が厄介なとこがあるのでメールサーバを構築する際に詳しくは説明します。

主に有名なソフトは以下。

3. Time Machine サーバ

えっ、と思われる方もいらっしゃるでしょう笑。

しかし、僕はこれのために自宅サーバを構築しているといっても過言ではありません。

通常、Time Machine バックアップをとるためにはUSBハードディスクなどでMacに直接記憶ドライブをつなげるある必要があるのですが、Time Machineサーバを構築してしまえばもうそれは不要!Wi-Fiさえ繋がっていれば、自動的にネットワーク経由でサーバにバックアップをとってくれます。

Time Machineサーバを構築できるソフトは以下

4. ファイルサーバ

みなさんは、急に家のパソコンに保存した写真などを外で見たくなった時とか、他の人に見せたくなった時とかありませんか?

それからあるファイルを特定の人と共有したりしたくなったときはありませんか?

そういうときはファイルサーバにおまかせ!

ファイルサーバを構築していれば外出先からファイルなどを簡単に取り出すことができます。もちろんスマホなどで(ニヤニヤ

ファイルサーバを構築できるソフトは以下

  • Netatalk(主にMacをクライアントとするソフト)
  • Samba(主にWindows、Linuxをクライアントとするソフト)
  • WebDAV(HTTPサーバを使用してファイルを共有するソフト)

5. プリンタ共有サーバ

これはサーバとなるパソコンにプリンタを挿しておけばネットワーク経由でプリンタに印刷命令を送ることができる機能です。最近はこの機能が付いているプリンタが多いのですが、一昔前の世代のものだと直接USBでパソコンに挿さなくては七らいので大変ですよね。プリンタ共有サーバを導入していればその必要はもうありません。

プリンタ共有サーバを構築できる主なソフトは以下

6. その他もろもろ

これ以外にも本当に様々なサーバソフトがあります。

連絡先を共有するCardDAV、カレンダーを共有するCalDAV、VPNを構築する、IPsec・PPTP、IPアドレスを発行するDHCPサーバ、ドメインネームの解決に使用するDNSサーバ、Webサイト上の画像を圧縮して格安SIMなどを使用しても高速にサイトが表示できる圧縮プロキシサーバ、アカウントサービスに使用するディレクトリサーバ、また24時間全チャンネルのテレビを録画して配信するサーバなど、実に多くのサーバがあります。

あとは外部からサーバを操作するためのSSHサーバやVNCサーバなど。

もちろんこれらの機能は一台のパソコンで構築することができます。

いかがだったでしょうか?

これだけ多くの機能があるとニヤニヤしちゃいますよね。(僕だけかなw

おそらく、Time Machineサーバやプリンタ共有サーバなどは多くの人が便利だと思う機能ではないでしょうか。

Part. 2では実際にどのようなパソコンやOSをサーバ用に使用したらいいのかなどを書いていこうとおもいます。

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このページは、とっとこが2015年1月30日 12:01に書いたブログ記事です。

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