CPUクーラーの交換(CoolerMaster Hyper TX3 EVO)

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IMG_1736.JPG

みなさんこんにちは。

皆さんは、パソコン、サーバの熱管理はどうされてますか?

今回はアイドル時(静止時)でもCPU温度が60℃を超えるパソコンのCPUクーラーを取り替えていきたいと思います。

(続きへ・・・)

安定動作に必要な熱管理

さてさて、サーバやパソコンの安定動作をさせるにはなるべく低温の状態で動作させること。

今回はサーバではなく普通のパソコンですが(っといってもあまり変わりはないですが)、アイドル時でもCPU温度が60度前後とかなり高かったのでCPUクーラーを交換していきたいと思います。

今回購入したのは以下の2つ。

どちらもわりと定番のCPUクーラーとグリスです。

グリスって何?

IMG_1747.JPGグリスはCPUとCPUクーラの間に塗るジェル状(?)のもので、CPUからCPUクーラーに熱を伝える役割があります。

これを塗らないとクーラーとCPUの間の微小な空間ができてしまいうまく熱を伝えることができません。

CPUクーラーを開けていこう。

まずは外箱から。

IMG_1737.JPG

IMG_1738.JPGIMG_1739.JPGサイドフロー型のCPUクーラーなのでエアフローが作りやすいCPUクーラーです。

箱をあけるとこんなかんじ。本体と白箱が入っています。

IMG_1740.JPG本体はこんな感じ。

IMG_1741.JPGIMG_1743.JPGIMG_1744.JPG裏面にはもう一基、ファンをつけることができます。

IMG_1742.JPG白箱の中は、AMDのソケットやIntelのソケットに対応できるよう、いくつか部品が入っています。またこのモデルにも一応グリスが付属しています。

IMG_1746.JPG

取り付け

今回はLGA1156のソケットにつけるので以下の写真の部品が必要になります。(プッシュピン型4つとネジ8個)なお、Intelのデスクトップ型Intel Core i3,i5,i7とCore 2シリーズもこれと同じように取り付けます。

IMG_1750.JPG取り付けが終わると、こんな感じになります。ちなみに今回ネジは真ん中にはめていますが、これはLGA1150,1155,1156のソケットにつける時のねじ止めです。

LGA2011の場合は内側につけて大きく、LGA775の場合は外側につけて小さくなるようにねじ止めしてください。

IMG_1752.JPG

いよいよ交換。

まずはPCケースの蓋を開け、CPUクーラーを外します。Intel型の場合はプッシュピン型なので、矢印の向き(反時計周り)にピンを回し上へ持ち上げ取り外しましょう。

IMG_1755.JPG取り外すとこのような感じに。

IMG_1756.JPGグリスが付着しているので、静電気に気をつけながらティッシュ等を使って綺麗に拭き取りましょう。

IMG_1758.JPG次に新しいグリスをCPUに米粒大のせます。

IMG_1749.JPGCPUクーラーをつける前に、プッシュピンが矢印と反対方向(時計回り)に回っているか確認しましょう。そうしないと外れてしまいます。

IMG_1751.JPGあとはCPUの上に乗せてプッシュピンを押すだけ。

IMG_1759.JPG装着し終わるとこんな感じです。やはりごついですね笑

IMG_1761.JPG

効果は?

さて肝心の効果はというと・・・

  • アイドル時 交換前60℃前後 → 交換後40℃前後
  • 高負荷時  交換前80℃前後 → 交換後60℃前後

なんとリテールクーラに比べ20℃前後も下がってしまいました!

なお、AS05のグリスが最大効果を得られるのが200時間後(約一週間)なのでもう少し日をおけば更に下がるかもしれません。

発熱は安定動作に支障を来すとともにパーツの寿命を下げてしまうので、もしCPUがものすごく発熱していたらグリスやクーラーを交換してあげるといいかもしれません。

以上CPUクーラーの交換でした。

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このページは、とっとこが2015年1月 9日 10:09に書いたブログ記事です。

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