最新OSに対応していない古いMacでYosemiteを使う。【Part 3】

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スクリーンショット 2014-12-14 2.04.44.pngさてさて、今回はいよいよ中盤に入り、Clover EFI bootloaderをインストールして、Yosemiteをインストールするところまで行きましょう。

最新OSに対応していない古いMacでYosemiteを使う。【Part 1】
http://blog.taporu.net/2014/12/yosemitemacmacbook-2008-earlyyosemite.html

最新OSに対応していない古いMacでYosemiteを使う。【Part 2】
http://blog.taporu.net/2014/12/osmacyosemitepart-2.html

(つづきへ・・・)

1. 作成したUSBインストーラにCloverをインストール

みなさん、Part.2のUSBインストーラを作成するところでだいぶ疲れたのではないでしょうか。僕はPart2の記事を書くだけで大分疲れました笑。

実はこのCloverをUSBインストーラにインストールするだけで念願のインストーラを起動できるのです!

あとちょっとです。がんばりましょう笑

さてさて、前置きが長くなったところで、Clover EFI bootloader をダウンロードしましょう。

ダウンロードすると以下のファイルがあると思いますので実行してください。

スクリーンショット 2014-12-14 2.09.47.png

実行すると以下の画面になります。

スクリーンショット 2014-12-14 2.04.44.png2回ほど続けるボタンを押してください〜。すると以下のような画面になるので「インストール先を変更」を押してください。

スクリーンショット 2014-12-14 2.15.32.pngOS X Base System(USBメモリ)を選択して続ける(2個ある場合は、一度Macを再起動してください)

スクリーンショット 2014-12-14 2.15.21.png

次は、カスタマイズボタンを押します。

スクリーンショット 2014-12-14 2.12.36.pngカスタマイズボタンを押すと、選択ボタンがでるので、以下の二つのみを選択してインストールボタンを押してください。

  • UEFIブート用にインストール
  • ESPにインストール

スクリーンショット 2014-12-15 0.16.52.pngインストールが完了すると、以下の通りになります。

スクリーンショット 2014-12-14 2.27.51.png

2. ドライバをインストール

さて、Cloverのインストールも終わったことだし、よし起動しよう!としても、実はこのままでは途中で起動が止まってしまいます。

そこでPart.1で紹介した、FakeSMCNullCPUPowerManagement.kext を使います。

まずは、Finderを開きます。スクリーンショット 2014-12-15 9.30.06.png

開くと左側のメニューにEFIという項目があるのでそこをクリック。

スクリーンショット 2014-12-15 9.32.06.png開くと、EFIというフォルダがあるので、EFI→Clover→kextsの順にフォルダを開いてください。

スクリーンショット 2014-12-15 0.19.37.png

順に開けると、このような画面にたどり着けると思います。スクリーンショット 2014-12-15 0.19.48.pngここに10.10というフォルダがなければ、右クリックで作成してください。

スクリーンショット 2014-12-15 0.19.56.png作成できたら、10.10のフォルダにダウンロードしたFakeSMCNullCPUPowerManagement.kext をコピーしてください。

スクリーンショット 2014-12-15 0.24.18.pngこれでドライバのインストールは完了です。

3. USBメモリにツールを保存しちゃおう。

さて、ここまで順調にこなせたらもう完璧です。さっそく、Yosemiteをインストールしたいところですが、あとに必要になるツールをUSBメモリに保存しちゃいましょう。

  1. Clover EFI bootloader (http://sourceforge.net/projects/cloverefiboot/)
  2. Clover Configurator (http://www.hackintoshosx.com/files/file/49-clover-configurator/)
  3. FakeSMC (http://www.tonymacx86.com/downloads.php?do=file&id=211)
  4. NullCPUPowerManagement.kext (http://www.tonymacx86.com/downloads.php?do=file&id=215)
  5. MaciASLで作成したDSDT.aml
  6. iMessageDebugv2で作成したiMessageDebug.txt
  7. システム情報で保存したファイル

いれたらこんな感じです。スクリーンショット 2014-12-15 10.01.16.png

4. いざ起動!

お待たせいたしました!Yosemiteインストーラを起動しましょう。

まずは、Altキーを押しながらMacを再起動します。

するとどこから起動するかでてくるのでOS X Base System・・・・を選びそうですが、EFIを選択してください。(この画面がMacのEFIとよばれる部分です。)

IMG_0274.JPG

すると鮮やかなクリスマスの選択画面がでてきました。(ここが仮装EFIのCloverの部分です。)

ここでは遠慮なく、OS X Base Systemを選んでください。

IMG_0275.JPG

すると、おぉ?!

本来はみることはないYosemiteの起動インジケータが!

IMG_0276.JPG

見事にインストーラが起動しました。

(もしうまく起動しなかった場合は、何か抜けてないかPart2から見直してみてください。)

IMG_0277.JPG

ここから先は通常のMac同様にインストールしてください。

5. インストールしたYosemiteを起動

Yosemiteのインストールが終わると自動的にMacが再起動します。

が、通常のEFIからYosemiteを呼び出してしまうので禁止マークがでて、起動できません。

そこで、またOption(Alt)キーを押しながら起動してEFIを呼び出してUSBのEFIから起動しましょう。

USBのEFIを選択して起動します。

IMG_0274.JPG

先ほどは、ここでOS X Base Systemを選びましたが、今回はYosemiteをインストールした場所から起動しましょう。(通常はMacintosh HD)

IMG_0275.JPG

するとインストールが完了したYosemiteが起動するはずです。

今回まででOS X Yosemiteのインストールと起動ができました。

次回Part 4ではUSBインストーラなしでもYosemiteの起動ができるようにしていきたいと思います。

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このページは、とっとこが2014年12月15日 11:00に書いたブログ記事です。

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